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もっと!ダイエットは、いろいろなダイエットの方法や効果、レシピなどを紹介します。

断食ダイエット

断食ダイエットとは

断食ダイエット 写真

 断食でのダイエットと言われて思い描くものは何でしょう。3日間、あるいは1週間を水だけで過ごすという苦しく厳しいダイエットを考えるかもしれません。断食という言葉には、一切の食べ物を摂らないというニュアンスがありますが、断食ダイエットのは、そこまで一切の食を断つ、というほど過酷なものではありません。
 断食ダイエットでどのような食事制限をするかは、その方法次第です。固形物はNGだけれど、サプリメントやオレンジジュース、りんごジュースなどのドリンクはOKという方法もあります。たった2日間だけの断食という、プチ断食ダイエットを行っている方もいます。
 断食はダイエット効果だけでなく、老廃物を体の外に出すデトックス作用もあります。防腐剤や合成着色利用など、日頃特に意識していない有毒物質は、市販の食品などから気づかないうちに摂取されています。これらのために肌の調子が悪くなったり、体調を損ねたりということもあります。
 断食ダイエットをすると、体は栄養が入らない為飢餓状態になります。体が飢餓状態になると、体内に溜め込まれたエネルギーを緊急に使わなくてはいけないと脳が判断します。体内脂肪やエネルギーを使用する事になり、毒素も排出されるのです。ダイエットで断食をすることによって、体重が減るだけはなく体内の不要な成分を効率的に除去する、いわゆるデトックス作用も期待できます。



断食ダイエットのデメリット

断食ダイエット デメリット 写真

 断食ダイエットは、良いことばかりではありません。ダイエットは上手にやらないとリバウンドしやすい体になってしまうというデメリットもがあります。
 断食ダイエットは基本的には固形物を食べないので、エネルギーが不足し飢餓状態になります。飢餓状態になると、体は省エネモードに入ってしまいます。食べ物を食べないので体重は徐々に落ちていきますが、体はエネルギーを体内に貯えようとするため、基礎代謝も減ってしまうのです。そのため、数日間の断食ダイエットにとり組んだ直後、省エネ状態にある体に普段通りの食事を摂ると、そのエネルギーは蓄積分に回されるのです。そのため、体重も元通りになりやすいというわけです。断食によるダイエットは体重を順調に減らすことができますが、戻るのも早いダイエットといえます。
 断食は体に強い負担がかかりますので、方法を知らずに行うと体に良くないことが起こることもあります。女性の場合、生理周期のズレや、肌や髪の不調などが発生します。断食を行うことで体内に必要な栄養成分の補給が途切れることになりますので、そのせいで体の栄養バランスが崩れることもあります。短期の断食で生死に影響するようなことはないでしょうが、それでも体が受けた負担分は何らかの形で蓄積されていることを認識しておきましょう。ダイエットのために断食をする時は、事前に気をつけるべきことや知っておくべきことを入念に調べましょう。



断食ダイエットのリバウンドを防ぐ

 断食ダイエットは、残念ながら、リバウンドしやすいという欠点があります。ダイエットと断食に関する予備知識を持って、リバウンドにならない工夫をしておく必要があります。
 断食で低下するのは体重だけでなく、筋力や体力も断食前に比べると低下してしまいます。体力が低下しているところで一気食いをすると、これまで食事を摂っていなかった胃袋が驚いて、胃が痛むこともあります。そのため、断食ダイエットの終了直後に何を食べるかは慎重に決める必要かあります。断食期間が終わっても、即座に元通りの食生活には戻れないのです。回復食で少しずつ体力を断食前に戻していくことが断食ダイエットでは大事です。回復食にはスープやおかゆなど、消化のいいものを選びます。
 回復食は1回2回だけでは済みません。断食ダイエットにかけた時間と同じくらい、体の回復には時間がかかります。数日かかる断食を行ったなら、回復食を段階的に増やしていくことで、少しずつ元通りの食事量に戻せるようにしていきましょう。
 1日ずっと回復食を摂取していると、そろそろ次からいいものを食べたくなることもあります。ですが、最後まで気を抜かずに回復食で体を戻していかなければ、せっかくのダイエットがリバウンドしてしまいます。回復食も終わって元通りの食生活に戻っても、しばらくは油ものは控えてうどんや野菜中心の食べやすい食事を心がけながら体力を戻すことが大切です。断食ダイエットは、ルールを守れば体重も減りますし、比較的簡単にできる理想的なダイエット方法と言えます。



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